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逃走
桐島聡、最期の4日。そして最後の闘い。
桐島聡、最期の4日。そして最後の闘い。
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映倫
2025年3月15日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開
劇場情報

trailer

Introduction

安倍晋三元首相銃撃犯を描いた問題作『Revolution+1』の足立正生監督が新作映画『逃走』を完成させた!!

本作で語られるのは半世紀に及ぶ逃亡の末に、末期がんで孤独に亡くなった、東アジア反日武装戦線「さそり」の元メンバー・桐島聡である。
1974年、東京・丸の内で発生し死者8人、負傷者約380人を出した三菱重工ビル爆破事件を口火に、社会を震撼させた連続企業爆破事件で重要指名手配された男である。 関わったのは同戦線の「狼」「大地の牙」「さそり」の3グループとされ、その後リーダーなどメンバーが逮捕されていく中、桐島は名前をかえ、別人として逃げ続けた。数十年前から“内田洋”という偽名を使い、神奈川県藤沢市南部の土木工事会社に住み込みで働いていた。そして逃亡から約49年後の2024年1月25日、病院に担ぎ込まれ4日後に死亡した。死の間際、担当医師に本名である「桐島聡」として死にたいと語ったという——。
本作監督の足立は映画監督・若松孝二作品の脚本を量産、大島渚作品にも参加するなど異色の世界観を多数書き上げてきた。その後、日本赤軍に身を投じ、27年間日本を離れ、帰国後再び映画監督として活動を再開した。「偽名で生きた内田洋から桐島聡への回帰、そこには多くの謎があり、逃亡生活の終焉と自らの死を予感した“革命への確信”」その証は、映画でしか描けない」と始まった本作のプロジェクトは、足立監督が自ら脚本も担当し、夏にクランクイン、そして荒々しいスピードで劇場公開となる。

個性溢れる多くのキャスト・スタッフが足立監督のもとに集結!

主演の桐島聡には、今回、足立監督が出演を熱望した古舘寛治。名バイプレイヤーとして数々の映画・ドラマに出演し、近年では、マーク・ギル監督『レイブンズ』(2025)やピエール・フォルデス監督『めくらやなぎと眠る女』(2024)、レオス・カラックス監督『アネット』(2022)、一木正恵演出『劇場版 アナウンサーたちの戦争』(2024)など国内外の監督からの信頼も厚い。本作では謎の多い桐島を寡黙に佇む立ち姿からも、さまざまな感情を想起させるような奥行きのある演技で魅せる。
そして、『半世界』(2019)で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進男優賞を受賞し、話題作への出演が続く杉田雷麟が若い頃の桐島を演じた。また、桐島と恋仲になる女性に中村映里子、桐島と共に逃走する宇賀神寿一にはタモト清嵐、そのほか吉岡睦雄、松浦祐也、川瀬陽太、足立智充など個性的な面々が脇を固める。
撮影監督を務めたのは、足立監督と日本大学芸術学部映画学科からの学友であり、是枝裕和監督作品や多くのテレビドキュメンタリー、記録映画などのカメラマンとして知られる山崎裕。足立監督とは『断食芸人』以来9年ぶりとなる。
エグゼクティブプロデューサーには、「ライブハウスを創った男」と称され、1970年代以降の日本ロック史を語るうえで切り離すことのできない、ロフトグループの創業者・平野悠。音楽はノイズ的な作品からポップスに至るまで数々の映画・ドラマ音楽を手掛ける大友良英。挿入曲には、1969年にバリケード封鎖された早稲田大学構内で行なわれた山下洋輔トリオによる壮絶なフリージャズライブ音源「Dancing古事記」が使われている。

足立正生、御年85歳。どこまでも時代と向き合い、映画を通して発せられるメッセージ。集まったキャスト・スタッフともに、超・硬派な面々が、一人の男が迎えた最期に対峙する。

Story

社会運動が高揚していた1970年代の日本、新左翼過激派集団「東アジア反日武装戦線“さそり”」のメンバーであった桐島聡。
若き桐島は重要指名手配犯とされ、いつ逮捕されるかわからない緊張感の中、逃亡を続けていた。生活を繋ぐため日雇い仕事を転々とし、数十年前からは「内田洋」という偽名を使い、神奈川県藤沢市内の工務店で住み込みの仕事に就くようになる。
1960〜1970年代のブルースやロックを好み、月に一度、音楽好きが集まる藤沢市内のライブバーに足を運んでいた。趣味を楽しむ一面があったものの、かつての仲間たちの存在が常に脳裏に影を落としていた。
メンバーの獄中闘争、超法規措置により国外に出る仲間たち、自ら命を絶った者――。
桐島はそうした仲間たちの姿を思い浮かべながら、日本社会の欺瞞や凋落を孤独に見つめ続けていた。
2024年、70歳となった桐島は末期がんと診断され、病院のベッドで生死の狭間を彷徨う。薄れる意識の中で浮かんでくるのは、東アジア反日武装戦線としての活動、仲間と逃亡を続けていた当時の記憶。

彼が生涯を賭けて追い求めたものは何だったのか。
半世紀にわたる逃亡生活の果てに、彼は何を得ようとしたのか。
死の間際に「私は桐島聡です」と名乗り出て何を表現しようとしたのか。

足立正生監督が自らの半生と重ね合わせながら、桐島の苦悩と決意を描き出す。

足立正生監督
© ISHIDA HIROSHI

DIRECTOR

DIRECTOR

監督・脚本 足立正生

1939年生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中に自主制作した『鎖陰』で一躍脚光を浴びる。大学中退後、若松孝二の独立プロに参加し、性と革命を主題にした前衛的なピンク映画の脚本を量産する。監督としても1966年に『堕胎』で商業デビュー。1971年にカンヌ映画祭の帰路、故若松孝と中東地域へ渡り、パレスチナ解放人民戦線のゲリラ隊に加わり共闘しつつ、パレスチナゲリラの日常を描いた『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』を撮影・製作。再び若松プロの問題作を書き続けるが、1974年、再度パレスチナの前線に赴き、重信房子とともに日本赤軍を創設、後に国際指名手配される。23年後の1997年、レバノンで逮捕されルミエ刑務所にて3年間留置される。2000年2月刑期満了、身柄を日本へ強制送還される。2007年、35年ぶりにメガホンを取り、日本赤軍メンバーの岡本公三をモデルに描いた『幽閉者/テロリスト』を撮り、日本での創作活動を再開。2015年、監督復帰2作目がカフカの短編小説を基にした『断食芸人』で、韓国の光州市民が蜂起して最後の拠点とした県庁舎跡地に新設された光州美術館の柿落としに公開され、日本全国で上映された。また、第45回ロッテルダム国際映画祭(2016年1月27日~2月7日開催)のディープフォーカス部門に正式出品され、同映画祭では、足立監督の特集上映(旧作6本)も行われ、大きな反響を呼んだ。そして、2022年夏、安倍元首相を銃殺され、日本の社会と政治状況を大きくゆさぶった。直ちに、その銃撃犯を主人公として現代日本に生きる青年像を描き抜いたのが、6年ぶりに作られた復帰後第3作の『REVOLUTION+1』であった。上映される前からSNS上で事件の映画化に対するパッシングが炎上し、多くの映画館が上映を忌避した。しかし、映画の内容は、家族の愛、宗教と政治の癒着など、多くの課題が一直線に展開されて行く問題作であることが、上映されて明らかになり、幾多の映画館で上映される展開になっていった。2024年1月、桐島聡の存在が報じられてまもなく脚本の執筆に取り掛かり、夏には撮影を開始、秋に完成させたのが今作の映画『逃走』である。

フィルモグラフィ

今日もまた過ぎた(1960年) - 監督・脚本・製作
椀(1961年) - 共同製作
鎖陰(1963年) - 共同製作
胎児が密猟する時(1966年) - 脚本
堕胎(1966年) - 監督
避妊革命(1966年) - 監督
犯された白衣(1967年) - 脚本
銀河系(1967年) - 監督・脚本・製作
帰って来たヨッパライ(1968年) - 脚本
腹貸し女(1968年) - 脚本
性地帯 セックスゾーン(1968年) - 監督
毛の生えた拳銃(1968年) - 出演
絞死刑(1968年) - 出演
新宿泥棒日記(1969年) - 脚本
ゆけゆけ二度目の処女(1969年) - 脚本
性遊戯(1969年) - 監督
女学生ゲリラ(1969年) - 監督
狂走情死考(1969年) - 脚本・出演
略称・連続射殺魔(1969年) - 監督・共同製作
新宿マッド(1970年) - 脚本
性賊 セックスジャック(1970年) - 脚本
叛女・夢幻地獄(1970年) - 監督
性教育書 愛のテクニック(1970年) - 脚本
性輪廻 死にたい女(1971年) - 脚本
秘花(1971年) - 脚本
愛の行為 続・愛のテクニック(1971年) - 脚本
噴出祈願 十五代の売春婦(1971年) - 監督・脚本
赤軍PFLP・世界戦争宣言(1971年) -監督・撮影・出演
天使の恍惚(1972年) - 脚本・出演
(秘)女子高生 恍惚のアルバイト(1972年) - 脚本
高校生無頼控(1972年) - 脚本
ピンクリボン(2004年) - 出演
幽閉者 テロリスト(2007年) - 監督・脚本
砂の影(2008年) - 出演
革命の子どもたち(2010年) - 出演
美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう/足立正生 (2011年) - 出演・脚本
断食芸人(2016年) - 監督・脚本・企画・編集
なりゆきな魂(2016年)- 出演
月夜釜合戦(2017年)- 出演
月蝕歌劇団「ねじ式・紅い花」(2017年)- ゲスト出演
REVOLUTION+1(2022年)- 監督・脚本
逃走(2025年)- 監督・脚本

コメント

警察による誤認手配で追われ、辛苦の逃走を49年間続けた青年・桐島聡が獲得しようとしたものは何か。彼の生き様は、逃げ廻るだけの地獄、いや、それだけでは済まない苦行の世界だったのか。更には、死に絶えようとした時に、静かなる闘争の継続を遮断し、「私は桐島聡だ!」と本名を開示したのは何故か。命がけで何を表現し、獲得しようとしたものは何か。それは、彼が逃亡生活の中で紡ぎ出した怨念、つまり「革命への確信」への証ではなかったのか。この謎の真相こそは、映画でしか描けないものである。それを、映画『逃走』で語り尽そうとした。

CAST

古舘寛治

1968年3月23日生まれ、大阪府出身。舞台俳優としてキャリアをスタートし、映画・ドラマ など多数出演。近年の出演作は、映画では『めくらやなぎと眠る女』(24/ピエール・フォルデス監督)、『アナウンサーたちの戦争』(24/一木正恵監督)、『ほつれる』(23/加藤拓也監督)、『アネット』(22/レオス・カラックス監督)、『子供はわかってあげない』(21/沖田修一監督)、『罪の声』(20/土井裕泰監督)、ドラマでは「滅相も無い」(24/毎日放送)、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(24/NHK)など。
『淵に立つ』(16/深田晃司監督)ではカンヌ「ある視点」部門で審査員賞、ドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」(20/テレビ東京)ではギャラクシー賞など複数の受賞をした。公開待機作に、3月公開のマーク・ギル監督作品「レイブンズ」がある。

杉田雷麟

2002年12月10日生まれ、栃木県出身。2017年より俳優活動を開始。2019年阪本順治監督『半世界』で稲垣吾郎演じる主人公の息子役を演じ、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞。近年の出演映作に、映画『あるいは、ユートピア』(24/金允洙監督)、『プロミスト・ランド』(24/飯島将史監督)、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(24/井上淳一監督)、『福田村事件』(23/森達也監督)、がある。また主演作『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(近藤亮太監督)が2025年1月24日に公開、ドラマ『ガンニバル シーズン2』が同年3月19日にディズニープラスで配信される。

タモト清嵐

1991年11月12日生まれ、東京都出身。映画『ゴーグル』(05/桜井剛監督)で初主演。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(08/若松孝二監督)、『劔岳 点の記』(09/木村大作監督)、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(12/若松孝二監督)、『止められるか、俺たちを』(18/白石和彌監督)、『脳天パラダイス』(20/山本政志監督)、 『REVOLUTION+1』(22/足立正生監督)、 『瞼の転校生』(24/藤田直哉監督)など、映画、ドラマ、舞台と活動の幅を広げている。

吉岡睦雄

1976年7月11日生まれ、広島県出身。大学在学中に小劇場の舞台から俳優としての活動をスタートさせる。主な出演作品に映画『なにもこわいことはない』(13/斎藤久志)、『オーバーフェンス』(16/山下敦弘)、『ファンシー』(20/廣田正興)、『とんび』(22/瀬々敬久)、『花腐し』(23/荒井晴彦)、『Chime』(24/黒沢清)、『傲慢と善良』(24/萩原健太郎)、『アイミタガイ』(24/草野翔吾)『あるいは、ユートピア』(24/金允洙)など、映画、テレビなど待機作多数。

松浦祐也

1981年4月14日生まれ、埼玉県出身。『押入れ』(03/城定秀夫監督)でデビュー。主演映画『岬の兄妹」(19/片山慎三監督)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭(国内コンペティション長編部門)優秀作品賞&観客賞受賞。主な作品に『ONODA〜一万夜を越えて〜』(21/アルチュール・アラリ監督)、『福田村事件』(23/森達也監督)、『キリエのうた』(23/岩井俊二監督)、『十一人の賊軍』(24/白石和彌監督)、『嗤う蟲』(24/城定秀夫監督)などがある。

川瀬陽太

1969年12月28日生まれ、神奈川県出身。福居ショウジン監督『RUBBER’S LOVER』でデビュー。2016年冨永昌敬『ローリング』などで第25回日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞受賞。近作に『激怒』(22/高橋ヨシキ監督)、『やまぶき』(22/山崎樹一郎監督)、『ミューズは溺れない』(23/淺雄望監督)、『隣人X 疑惑の彼女』(23/熊澤尚人監督)、『山女』(23/福永壮志監督)、『さよならエリュマントス』(23/大野大輔監督)、『花腐し』(23/荒井晴彦監督)、『こいびとのみつけかた』(23/前田弘二監督)、『白鍵と黒鍵の間に』(23/冨永昌敬監督)、ドラマ「レッドアイズ監視捜査班」(21/日本テレビ)、「ラストマン」(23/TBS)、「両刃の斧」(22/WOWOW)、「伝説の頭 翔」(24/テレビ朝日)、「降り積もれ孤独な死よ」(24/読売テレビ・日本テレビ)など。

足立智充

1979年12月31日生まれ、静岡県出身。2023年、佐向大監督『夜を走る』(22)にて第23回日本映画プロフェッショナル大賞主演男優賞を受賞。主な出演作に、『お嬢さん』(17/パク・チャヌク監督)、『きみの鳥はうたえる』(18/三宅唱監督)、『孤狼の血 LEVEL2』(21/白石和彌監督)、『夜明けのすべて』(24/三宅唱監督)、『cloud』(24/黒沢清監督)、『SUPER HAPPY FOREVER』(24/五十嵐耕平監督)など多数。映画だけでなく舞台、ドラマ、CMと幅広く活躍している。公開待機作に片山慎三監督『雨の中の慾情』がある。

中村映里子

1988年9月14日生まれ、山形県出身。2006年から映画に出演。これまでの出演作に、映画『カケラ』(10/安藤モモ子監督)、『愛の渦』(14/三浦大輔監督)、『愛の小さな歴史』(15/中川龍太郎監督)、『私たちのハァハァ』(15/松居大悟監督)、『結婚』(17/西谷真一監督)、『わたしの見ている世界が全て』(23/佐近圭太郎監督)、『雨の中の慾情』(24/片山慎三監督)、『雪子a.k.a』(25/草場尚也監督)、ドラマ「大河ドラマ 軍師官兵衛」(14/NHK)、「裏切りの街」(16/dTV)、「予兆 散歩する侵略者」(17/WOWOW)、「ブラックリベンジ」(17/読売テレビ・日本テレビ)、「トップリーグ」(19/WOWOW)、「大病院占拠」(23/日本テレビ)、「ギバーテイカー」(23/WOWOW)、「アンメット ある脳外科医の日記」、(24/関西テレビ・フジテレビ)ほか。

STAFF

エグゼクティブプロデューサー:平野悠

1944年生まれ。ライブハウス「ロフト」創立者、またの名を「ロフト席亭」。1971年、ジャズ喫茶「烏山ロフト」をオープン以降、東京になくなってしまったロック・フォーク系のライブハウスを開業。1973年「西荻窪ロフト」、1974年「荻窪ロフト」、1975年「下北沢ロフト」、1976年「新宿ロフト」など次々とオープンさせた後、1982年に無期限の海外放浪に出る。5年にわたる海外でのバックパッカー生活を経て、1987年に日本レストランと貿易会社をドミニカに設立。1990年、大阪花博のドミニカ政府代表代理、ドミニカ館館長に就任。1992年に帰国後は1995年、世界初のトークライブハウス「ロフトプラスワン」をオープンし、トークライブの文化を日本に定着させる。著作「ライブハウス『ロフト』青春記」(12/講談社刊)、「セルロイドの海」(20/ロフトブックス刊)ほか。

統括プロデュ―サー:小林三四郎

1958年生まれ。大学在学中より演劇に関わり、その後竹内銃一郎が主宰する劇団「秘宝零番館」に入団。中心俳優として活躍する。数多くのプロデュース演劇、映画に出演。あがた森魚氏に函館港イルミナシオン映画祭に誘われ、番組を担当することになる。それを機に06年に映画製作・配給の太秦株式会社の設立に参加し代表となる。精力的に国内外劇映画、ドキュメンタリー作品を製作、配給している。社会的な題材をもとにした作品を多数世に出している。

撮影監督:山崎裕

1940年生まれ。長年に渡りTVドキュメンタリー、CM、映画等で活躍。「ワンダフルライフ」(99/是枝裕和監督) で初めて劇場用映画を手掛け、以降「Distance」(01)、「誰も知らない」(04)、「花よりもなほ」(06)、「歩いても歩いても」(08)、「奇跡」(11)、「海よりもまだ深く」(16) と是枝監督作品の多くを担当する。その他主な作品に「沙羅双樹」(03/河瀬直美監督)、「カナリア」(04/塩田明彦監督)、「たみおのしあわせ」(08/岩松了監督)、「俺たちに明日はないッス」(08/タナダユキ監督)、「2つ目の窓」(14/河瀬直美監督)、「断食芸人」(16/足立正生監督)「焼肉ドラゴン」(18/鄭義信監)、「COMPLICITY」(18/近浦啓監督)、「千夜、一夜」(22/久保田直監督) 、「大いなる不在」(24/近浦啓監督)。監督作品に「トルソ」(2010)がある。

音楽:大友良英

1959年生まれ。映画やテレビの音楽を山のように作りつつ、ノイズや即興、フリージャズの現場がホームの音楽家。ギタリスト、ターンテーブル奏者。美術と音楽の中間領域のような展示作品や一般参加のプロジェクトやプロデュースワークも多数。障がいを持つ人たちとの音楽活動も2005年より続けている。また同年立ち上げたアジアンミーティングを切っ掛けにアジア各国との交流は今も続いている。 震災後は故郷の福島でプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、この活動も継続中。パンデミック後は再び海外での活動を再開。NHKFMの名物ジャズ番組「ジャズトゥナイト」のDJも務める。

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